インフルエンザ予防にうがい、手洗い、マスクはどのくらい有効なのですか?(2013年 vol.18)

 

のどに付着したインフルエンザウイルスは、20秒ほどでのどの粘膜に定着するとされており、うがいでウイルスを除去するにはウイルスが付着してから20秒以内にうがいをする必要があり、実際には困難と思われます。厚生労働省も近年はインフルエンザ予防のポスターからうがいの項目をはずしています。しかし、外出から帰ったらすぐにうがいをする、という対応は必要でしょう。

  手洗いについても、アメリカのCDC(疾病予防管理センター)なども、明らかな有効性を示すデータはないとしています。しかし、外出から帰ったらすぐ手を洗う、という対応はやはり必要と思われます。

  マスクについても、ウイルスのような、細菌よりもはるかに小さな粒子の通過をブロックする効果はありません。しかし、マスクをすることによって、ウイルスが付着した手で鼻や口に直接さわることを防ぐことにより、ウイルスが鼻や口から侵入する機会を減らすことができると考えられています。

  このように、うがい、手洗い、マスクの効果はそれぞれ限定的ではありますが、限界や効果を知った上で、ひとりひとりが可能な範囲の予防に取り組んでゆく必要があると思われます。

 

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