温湿布と冷湿布は、どう使い分ければいいのですか?(2013年 vol.17)

ご存知の通り、湿布には「温湿布」と「冷湿布」の2種類があります。どちらも正しくは「温感湿布」、「冷感湿布」という名称です。温感、冷感と”感”の文字がつくことからもわかるように、実際には温めたり、冷やしたりしているわけではありません。温かく”感じる”、冷たく”感じる”、という意味なのです。

温感湿布には、唐辛子の成分(カプサイシン)が入っていて、それが皮ふから吸収されると血行が良くなり、暖かく感じます。しかし唐辛子の成分が入っているため、かぶれやすいので使用の際には注意が必要です。

冷感湿布には製品によって10~30%位の水分が含まれており、それが蒸発する時に皮ふの表面温度を1~2度下げる効果はありますが、冷却効果としては不十分です。冷やすために使うのではなく、湿布の中に痛み止めの成分が入っており、痛みをやわらげるだけなのです。

湿布の基本的な使い方としては、受傷直後や痛みの強い時などには冷感湿布を貼り、その上から氷などで冷やします。痛みが落ち着いた慢性期には、貼って気持ちのよい方を使ってみてください。

痛みが強い時や湿布を貼っても改善しないときは、お近くの整形外科の先生に早めに診てもらいましょう。

 

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