第128回腎臓病講座のご案内

腎臓は体内の血液を浄化し、水分やミネラルのバランスを保つ重要な臓器です。ところが、何らかの原因によって腎臓の機能が低下してくると慢性腎臓病(CKD)となります。CKDは日本人の約5人に1人と言われており、今や国民病と言っても過言ではありません。

CKDはほとんど自覚症状がないため、多くは気付かぬまま進行してしまいます。病状が進行すると、体のだるさや貧血、息苦しさなどの症状が現れてきます。このように悪化すると、CKDでは回復が望めず、最終的には人工透析や腎移植に至ることもあります。

今回の講演では、CKDの初期から透析に至るまでの過程をわかりやすくお話しし、CKDの早期発見のポイントや日常生活での注意点をお伝えします。CKDを正しく理解していただき、これからの生活を見直すきっかけとなれば幸いです。


開催概要

日  時 令和7年11月15日(土) 午後1時30分~午後4時(開場 午後1時)
場  所 川崎市医師会館 3階 ホール
〒211-0063 川崎市中原区小杉町3丁目26番7
定  員 80名 ※事前申し込み不要です。当日会場にお越しください。

アクセスMAP:

講座内容

  • 講 演:『見えない進行に気づくために − CKDの初期から透析まで』
    医療法人財団石心会 川崎幸病院 腎臓内科 大城賢太郎 先生
  • 講 演:『腎臓を守る食事とは 減塩のコツ』
    医療法人財団石心会 川崎幸病院 栄養科 寺﨑 未歩 先生
  • 質問コーナー:腎臓病に関する質問コーナー
    担当:あさおクリニック 院長 前波 輝彦 先生

〈主催〉公益社団法人 川崎市医師会 / 〈共催〉川崎市 / 〈協賛〉NPO法人 川崎地域腎臓病連絡協議会