11認知症正 常軽度認知障害(MCI)後 期中 期初 期認知症の進行正常な老化早期から治療を行った場合発病□同じものを何度も買ってしまう□曜日や時間がわからなくなる□約束を完全に忘れてしまう など□知っているはずの場所で迷子になる□着替えや入浴をいやがる□言葉が出ない など□家族や人間関係がわからなくなる□言葉が理解できず、話さなくなる□介護が必要になる など特集あらためて知りたい 認知症のこと 日本は今、高齢化とともに認知症になる人が増えています。65歳以上の認知症の人は471万6千人、軽度認知障害(MCI;中面参照)の人は564万3千人にのぼり、「誰もが認知症になりえる時代」を迎えました。今後ますます早期発見や予防が大切になる認知症。あらためて知っておきたい症状や接し方、予防のポイントについてご紹介します。 認知症とは、記憶力や思考力、判断力などの認知機能が低下し、日常生活に支障をきたしている状態のこと。アルツハイマー型認知症や血管性認知症などの脳の病気で、もの忘れとは異なります。進行を遅らせる新薬が認可されるなど、治療法の研究も進んでいますが、認知症から回復したり、進行を止めたりすることは難しいのが現状です。※認知症の種類により、進行は異なります。出典:令和5年度老人保健事業推進費等補助金「認知症及び軽度認知障害の有病率調査並びに将来推計に関する研究」いつもイキイキ、健やか元気に! 一人ひとりの、毎日の、健康づくりをお手伝い川崎市医師会会員の医療機関で働きませんか?時間の経過「かわさき健康づくりセンター通信」では、フレイルやロコモティブ・シンドロームについて紹介しています。過去号は、川崎市医師会ホームページからご覧ください。https://www.kawasaki.kanagawa.med.or.jp/magazineURL当会ホームページに求人情報を掲載しています。電子ブック版認知症って、どんな病気?
元のページ ../index.html#1