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学校医部会
活動紹介

 川崎市医師会学校医部会は、現在学校医297名で構成されています。医師会の地域医療活動の一環として、また教育的な側面として、児童・生徒の健康診断を実施しています。

 近年の社会環境の多様化に伴い、児童生徒の心と体の健康問題、特に小児成人病・いじめ・不登校・保健室登校・学校崩壊・喫煙・飲酒・薬物乱用等に対して、新しい医学的対応が求められ、健康診断は従来の身体検査的なものから、児童生徒の「こころ」を含めた健康全般を把握していく総合的な健康診断に変わってきています。そこで、これからの学校医は内科・耳鼻科・眼科を問わず、21世紀を担う児童生徒の健康教育、健康管理・指導等を推進していくことを主眼として、学校医と学校・家庭・地域との連携を積極的に取っていくべきと考えています。

 定期健康診断・就学時健診はもとより、心臓病・腎臓病・糖尿病の委託検診事業を各々判定委員会・対策委員会を設置して対象者の発見からフォローまで、一貫したシステムで実施し、心臓病研修会を開催して管理指導が充分にできるよう、資質の向上に努めています。
 また年間数回の学術講演会は、学校保健に関する各科関連の話題を演題に開催し、子どもたちの「こころ」の諸問題に関しても、初期の段階で対応できる体制を整え、他科の専門分野の先生方との連携もとれるシステムの構築に取り組んでいます。さらに、南北地区の精神科校医による、「教職員のこころの電話相談」活動も実施しています。
 そして、学校側主催の学校保健委員会は、学校・PTA・地域が密接に交流できる唯一の場であるため、学校医は指導者の立場で積極的に参加しています。

 これからの学校医のあり方として「健康で心ゆたかな児童生徒の育成」を目指し、学校保健の向上と発展のために、さらに学校医の活動を活発に推進し、新学習指導要領に則り、学校教育活動にも参画し、新しい方向へ全学校医が認識を新たにしていくことが必要だと思っています。


学校医部会 部会長    豊田 博史

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