泌尿器科医会

活動紹介

泌尿器科医会 医会長 中村  薫


川崎市泌尿器科医会は、2013年(平成25年)に発足しました。専門医として泌尿器科領域における知識を深めること、市民の泌尿器科疾患の理解と予防・検診の啓発、さらに会員相互の交流を促進することを目的しています。

現在は川崎市内の泌尿器科専門医が常勤している14病院と、クリニックの14診療所の合計28施設の合計約60~70名の泌尿器科医が会員です。 年2回の学術講演会と、市民啓蒙活動として平成25年に多摩市民館で「よくわかる前立腺がんのお話」、平成29年に川崎市医師会館で「おしっこで困っていませんか?」の市民公開講座2回開催しました。令和元年は12月に予定しております。
令和元年6月から特定検診のなかに長年念願であった前立腺特異抗原(PSA)検診の導入が開始されました。 PSA検診による主な目的は、進行性癌、転移性癌への進展抑制と死亡率の低下をめざすことです。また癌を早期に発見することにより、個々の症例において多くの治療法から適正は選択が可能になることにあります。 一方ではPSA検診の不利益として不必要な前立腺生検の増加、生検に伴う合併症、過剰診断、過剰治療のリスク増加があげられています。 従ってPSA検診導入後の評価、データのフィードバックにも川崎市泌尿器科医会の会員施設間での協力が必要であり、その受け皿作りのためにワーキンググループの会合を定期的にひらいています。
良性疾患においては、超高齢社会において排尿障害の患者さんが増加しており、従来の前立腺肥大症・過活動膀胱・低活動膀胱への新しい治療法が毎年のように臨床に取り入れられています。限られた医療資源の有効利用のために急性期病院、高度先進治療病院、地域診療所、在宅治療、他科の先生方との連携を医会として勧めています。
また感染症においては性感染症とくに若年者のクラミジア感染、梅毒の増加が感染症専門医の先生方から危機感をもって指摘されており、泌尿器科医会として市民への啓蒙にも務めていきたいと考えております。

川崎市医師会、各医会の先生方のご指導、ご鞭撻を今後ともお願い申し上げます。

 

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