精神科医会

活動紹介

川崎市精神科医会 医会長 水間 哲郎

 

 当医会は平成24年6月1日に、一般社団法人として、法人化されて活動を継続しています。川崎市において、精神科地域医療連携を深め、会員の学識技能の向上、及び相互の交流を図るため、年3回の定期学術講演会を開催しています。

また、川崎市内科医会と合同講演会を年1回開催し、主として高齢者うつ病、認知症についての見識を深めています。

 産業医部会とも年1回合同講演会を開催し、産業医と精神科医との連携を深め、メンタルヘルスにおける相互の役割の向上に努めています。

 当医会は年6回の定例理事会を開催し、⑴ 学術講演会の演者、演題の決定、⑵ 各年度の事業報告、事業計画についての決定、会計報告、予算案の決定、⑶ 年1回の会員総会の準備、開催を担っています。⑷ 川崎市医師会の指導の下、市内高齢者施設への嘱託医派遣や、産業保健推進センター等への医師派遣、最近で新しく開始した活動として、川崎市精神科初期救急事業を市内1ヶ所に拠点化することへの協力と出動医の確保に努めています。

 精神科初期救急事業について、より詳しく説明したいと思います。

 今まで、川崎市精神科初期救急事業は当医会の会員診療所で行なわれていましたが、これを改め、拠点化を行ない、県、横浜市、川崎市、相模原市(4県市)協調の一部として、今年1月より祝祭日(年末年始、連休を含む)、夜間PM5:00~9:00、診療を開始しました。この事業は4県市協調の事業のため、横浜市内に設置されている精神科救急情報窓口で精神保健福祉士等が電話でのトリアージを行なっています。外来診療は必要であるが入院の必要性のないと思われる患者で、保護者等の同伴できることなどの条件を満たす事例のみが川崎市精神科初期救急窓口に紹介され、出動医の了承を得て診療が開始されています。現在は認知度の低さもあり精神科初期救急の利用は少ない現状ではあるが、休日夜間の救急対応により、精神科病院・診療所の休診時に入院を要するほどでない患者の対応を、地域で確保できることとなりました。

 この事業には、川崎市、川崎市健康福祉局障害保健福祉部、川崎市精神保健福祉センター、川崎市医師会が一致協力してはじめて運用を開始することができたのであり、川崎市精神科医会も、初期救急事業への出動医の確保、実際の診療体制の整備に向けての協力を惜しまないつもりです。

 なお、運用開始後は、川崎市薬剤師会の協力をもって、事業が推進されています。

 

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