耳鼻咽喉科医会

活動紹介

川崎市耳鼻咽喉科医会 医会長 佐久間 惇


川崎市には、“耳(めまいを含む)・鼻・のど”の病気を専門に扱う耳鼻咽喉科医は約120名いますが、川崎市耳鼻咽喉科医会の会員は約90名です。そのほかの医師は大学病院や市立病院などのいわゆる総合病院の勤務医です。そして、いずれの先生方も日本耳鼻咽喉科学会神奈川県地方部会に所属しています。本医会は、これらの医師が円滑に地域医療を行えるようサポートし、最新の医療情報を提供して、専門知識の向上を図れるように努めています。

本医会は昭和35年に始まりました。発足当時は“公害の川崎”のイメージが強く、公害調査の一環として「学童の鼻出血について」を行った記録があります。環境も変わった今では、市内の学校健診結果全てを毎年統計的にまとめて、花粉症に代表されるアレルギー疾患などについて分析をしています。

現在の活動状況ですが、市内の休日救急診療のために平成2年から在宅輪番制を設け、全会員の協力のもとに現在も地域の皆様のお役に立つように努めています。当番医は医師会ホームページや救急医療情報センターで確認することができます。また“「みみ」「はな」の夜の救急処置”というリーフレットを作成致しました。小児の急性中耳炎や鼻出血に関する夜間の対処法といった内容になっておりますので、市民の皆様にぜひご覧頂きご活用いただければと思います。

また、川崎市医師会学校医部会と協力し耳鼻咽喉科学校医として市内小学校・中学校の児童、生徒の耳鼻咽喉科疾患の早期発見に努め、学校保健委員会を通じ学校関係者やPTAの皆様への啓もう活動を行っています。

3月3日は「耳の日」、8月7日は「鼻の日」と、耳鼻咽喉科に馴染み深い記念日が毎年2回もあります。このような日には各地区の学校等で耳鼻咽喉科の学校医が“耳”や“鼻”についてのお話をすることもあるでしょう。また、「耳の日」に合わせて神奈川県地方部会が「難聴と補聴器の相談会」という無料相談会を開催しています。医会のメンバーもこの相談会に積極的に協力し、難聴について専門家としてわかりやすく解説したり、補聴器の有用性、活用の仕方について説明して、相談に乗っています。

さらに市民の皆様向けに地方部会ホームページでは「子どもたちのための、みみ・はな・のどの病気 Q&A」を公開しております。学校保健向けには「安全にダイビングを行うために」もまとめました。関心をお持ちの方は各医療機関の医師におたずねください。

市内には、聖マリアンナ医科大学病院、帝京大学医学部附属溝口病院、日本医科大学武蔵小杉病院、3カ所の川崎市立病院、関東労災病院、太田総合病院等々それぞれ特色のある総合病院があります。そこで、各病院の先生方や市外の先生を講師として招いた講演会を年4~5回開催し、自己研鑽するとともに、密な病診連携を作っています。

医会では従来から、3歳6ヵ月児検診や新生児聴覚検査等々に力を入れ、病気の早期発見、早期治療を通して地域医療に取り組んでまいりました。今後、高齢化社会を迎え、嚥下(飲み込み)の問題やそれに伴う在宅医療への係わり合いにも積極的に取り組んでいかなければならないと考えております。

何かご不明の点などがありましたら、お近くの耳鼻咽喉科医の先生にお気軽にご相談下さい。

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