皮膚科医会

活動紹介

川崎市皮膚科医会 医会長 井上奈津彦


皮膚科医会は皮膚科領域における専門知識の増進を図り、病診連携を密にし皮膚科診療の向上、ならびに会員相互の親睦を深めることを目的として、平成14年10月に設立されました。会員は主に川崎市医師会会員で皮膚科を標榜している開業医及び市内の病院の皮膚科勤務医で、約60名です。

活動は、学術講演会・症例検討会の開催、川崎市医師会医学会発表、皮膚科医推薦依頼の斡旋・紹介、市民向け市民公開講座と皮膚の健康相談、他科との合同講演会の開催、医会報及び会員名簿の作成、医会員向け健保便りの発行などを行っております。また神奈川県皮膚科医会との関連も深く、常任幹事・幹事を出し、神奈川県皮膚科医会が開催する講演会や各事業に共催・参加しております。昨年度の活動例を下に示します。

① 学術講演会
  演題 「黒い"できもの"の見分け方」
  講師  門野岳史 先生 (聖マリアンナ医科大学皮膚科教授)

 ② 市民公開講座
  演題 「受診したほうがいいの?~あざとほくろの話し」
  講師  桒野嘉弘 先生 (帝京大学溝口病院皮膚科教授)

③ 川崎市皮膚科医会・小児科医会合同講演会
  演題 「アトピー性皮膚炎におけるスキンケア~発汗からみた外用薬の使い方」
  講師  塩原哲夫 先生 (杏林大学医学部皮膚科名誉教授)

④ 神奈川県皮膚科医会第158回例会・第25回川崎市皮膚科医会例会
 メインテーマ「きずの出き方・治し方」
  演題1 「きずの出き方」
  講師  高木徹也 先生 (東北医科薬科大学医学部法医学教授)

  演題2 「きずの治し方」
  講師  前川武雄 先生 (自治医科大学皮膚科准教授)

⑤ 第36回川崎市医師会医学会発表
  演題 「SAPHO症候群に合併した鎖骨下静脈血栓症の1例」
  演者  龍神操 先生 (川崎市立井田病院皮膚科)

皮膚科は病気が見える場合が多く、最近はインターネットなどの情報から自分で診断してくる患者さんが増えましたが、大半は診断が間違っています。皮膚科医は見えているもの以上にその奥にある皮膚の変化、老若男女、部位による違い、また季節や生活習慣による違いなどを考え、また内臓との関わりが示唆される場合もあり深い洞察力が必要です。

また、外来で感じることの一つに、「この程度で皮膚科に来ていいのか?」「何科にかかったらいいのかわからなかった。」という声で、「いいんですよ。」「皮膚に何か見えたら皮膚科ですよ。」という答えを返すことがよくあります。

プロボノの一環として、毎年「いい皮膚の日」(11月12日)の行事として、川崎市民祭りの時に市民向けに皮膚の健康相談を行っておりましたが、神奈川県皮膚科医会の行事と重なるため時期をずらし、内容もよく見られる疾患で初期の対応や皮膚科へのかかり方などを講演するという改革を行っております。

 

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